短歌の仕事(随時更新)
2024年
● 6月発売の短歌アンソロジー『海のうた』(左右社)に一首引いていただきました。贈り物に良さそうなきれいな本です。
●「NHK短歌」6月号
「キネマ31」に寄稿。映画は「ふたつの部屋、ふたりの暮らし」、歌集は睦月都『Dance with invisibles』を選びました。どちらもすごく好きな作品です。●「NHK短歌」4月号
「キネマ31」に寄稿。今年度も続くことになりました!
4月号の映画は「よこがお」、歌集は染野太朗さんの『初恋』から引きました。まさかこれとこれが合うとは……。染野さんの歌集とても良くて何か書きたくて、でもこれに合う映画あるかな、なんとなく中国映画か……?とか思っていたら、これになった。「よこがお」もずっと取り上げたくて合う歌集を探していた。「よこがお」は最初映画館でみたとき、一体何を観たんだろう……!!となって、配信でも何度も観た。次第に私の中では百合映画と認定。どちらも鑑賞した人と話がしたい。
この連載も本にしたいけど隔月だから一体何年かかるのか(;^^)ヘ..……感想をぜひ編集部にお寄せくださいね。
●角川「短歌」2月号
「一葉の記憶」に寄稿。公募短歌館に歌をはじめて送った頃のことを書きました。
●「未来」2月号
村上きわみさんの追悼文を書きました。とてもつらい。
●「NHK短歌」2月号
「キネマ31」に寄稿。映画は「フライド・グリーン・トマト」、村上きわみさんの歌を引きました。この映画ものすごく良いので絶対観てほしい。配信されるのをずっと待っていました。ラジオで紹介したいのに配信がないのなんでかなあ、ときわみさんと話したのを覚えています。きわみさんの歌どれを引くか迷ったけど最後自分のためにこれを選びました。
●「未来」1月号
未来賞選考委員として出席した選考会が掲載されています。
2023年
●「NHK短歌」12月号隔月連載「キネマ31」に寄稿。映画は「Swallowスワロウ」、歌集は水原紫苑さん『びあんか』から引用。あの有名な歌を引いているのだが、初句がどうしてこれなのか、当時はぴんときていなかった気がする。久しぶりに読んで初めてわかった。重い初句。こう言わねばならなかったこと。
●「NHK短歌」10月号隔月連載「キネマ31」寄稿。映画は「ミナリ」、田村元さんと内山晶太さんの歌を引用。
●「NHK短歌」8月号隔月連載「キネマ31」寄稿。映画は「DUNE デューン砂の惑星」、歌集は松野志保さん『われらの狩りの掟』から引用。まさかのSF映画に合う歌集があるとは!選んでみてあまりにぴったりでびっくり。
●「NHK短歌」6月号 隔月連載「キネマ31」を書きました。
映画は「パーマネント野ばら」、短歌は稲葉京子さんの歌集数冊から引いています。取り上げる映画は配信中のものにしているので、ぜひご覧下さい。そして歌集も。
ご感想があれば編集部までお寄せいただけるともう少し続くかもしれません。わからないけど。
● 角川「短歌」6月号 春日いずみさん『シネマ交響曲』書評
●「短歌研究」5/6合併号「300人歌人の新作作品集」に7首。
●「NHK短歌」4月号「キネマ31」に寄稿。
映画は「ボルベール」、短歌は前田康子さんの『おかえり、いってらっしゃい』から引きました。
●3/13 NHKラジオR1「さくらひなたロッチの伸びしろラジオ」に短歌講師として出演しました。ご出演メンバーは櫻坂46の増本綺良さんと藤吉夏鈴さん。今回はいつもと趣向を変えて、私が作った櫻坂46の楽曲「桜月」にちなんだ「別れ」をテーマにした歌3首をみなさんに鑑賞していただきつつ、個人的な思い出を語っていただきました。個人的には藤吉さんが話して下さった卒業式の練習のときの思い出に、非常に感動しました。
●「NHK短歌」2月号「キネマ31」に寄稿。
映画は「ユンヒヘ」、短歌は永田紅さんの『日輪』から引きました。冬になったらこの映画を、と待っていました。
2022年
●12/19 NHKラジオR1の「さくらひなたロッチの伸びしろラジオ」に短歌講師として出演予定です。ご出演メンバーは櫻坂46の小林由依さんと大園玲さんです。ぜひお聴き下さい!
●「NHK短歌」12月号に「キネマ31」5回目が掲載。
上映作品は「彼は秘密の女ともだち」、佐藤弓生さんの歌を引用しました。
●10/3NHKラジオR1の「さくらひなたロッチの伸びしろラジオ」に短歌講師として出演しました。櫻坂46の大沼晶保さんと幸阪茉里乃さんに、「髪」の題詠を作っていただきました。
●「NHK短歌」10月号に「キネマ31」掲載。
映画は「第三夫人と髪飾り」、短歌は山崎聡子さんの第二歌集『青い舌』から引用しました。
●8/1 NHKラジオR1の「さくらひなたロッチの伸びしろラジオ」に短歌講師として出演しました。櫻坂46の井上梨名さんと武元唯衣さんに、「身に着けるもの」というテーマで歌を作っていただきました。作り方が対照的で、打ち合わせたわけじゃないのにそれぞれの個性がくっきり表れていて面白かったです。
短歌の回に出演するのもこれで十回目。だいぶ慣れて本番中はひたすら楽しかったのですが、事前の準備段階では、これで生放送中にわかりやすく修正ができるか、この方向に直して本当にいいのか、重圧とたたかいながら考えています。終わってから、ハッシュタグ全て拾って伝わってるかチェックしたり、聴き直して一人反省会もしています。それにしても、最後に即詠している中岡さんの短歌の伸びしろが一番アップしてる気がする!
●「NHK短歌」8月号に「キネマ31」の3回目が掲載されています。映画館長になって、短歌を引用しながら上映作品の紹介をするというこの連載。
今月の上映作品は「アザーズ」。引用の短歌は大西民子です。あまりにもぴったりの歌をいくつも見つけてしまい、驚きでした。何も関係のないはずの映画と短歌がこんなにも合ってしまうなんて、一体どういうこと……?私の脳内で結びついた両者を観て読んで、この驚きを共有していただきたいです!
「アザース」はものすごく好きな映画で、何度も観ています。トム・クルーズが制作総指揮、当時の妻ニコールが主演しています。トムはアメナーバル監督の才能に惚れ込み、「オープンユアアイズ」のリメイクを頼んだのですが、監督はそれを断ってこの映画を撮ったらしい。撮影とか美術もすばらしいです。最高の映画と最高の短歌をセットにできて嬉しい。
●下記、NHK短歌の連載に、「グロリア」に似合う歌集として引用したのは山木礼子『太陽の横』でした! ぜひ、観て、読んで下さい。
●5/23 NHKラジオR1の「さくらひなたロッチの伸びしろラジオ」に短歌講師として出演しました。日向坂46の渡邉美穂さんと濱岸ひよりさんに題詠に挑戦していただきました。題は「ドアまたは扉」です。卒業が近い渡邉美穂さんが新しいドアを開けてますます輝くことを祈っています。
●「NHK短歌」6月号に「キネマ31」の2回目が掲載されています。今回の上映作品はジョン・カサベテス「グロリア」。グロリアにぴったりの最高に面構えのいい女が出てくる歌集を一緒にご紹介しているので是非ご覧ください。
当初この連載は、短歌の出てくる映画を紹介するコーナーとしてご依頼いただいたのですが、それだと邦画だけになってしまう、と私の脳内で勝手に映画と短歌を結びつけて紹介することにしたのですが、こんなに最高の組み合わせを2回目にして発見してしまうとは思ってもいませんでした。もったいなくてここには書けないので、来月号が出たら歌集名も書きますね。
●「歌壇」6月号に「亡命者たち」12首掲載。「短歌研究」5月号の7首と一緒に作ったので、これらはセットです。
●「ねとらぼ」さんにインタビューしていただきました。短歌とは?なぜ小説を書くようになったか?等お話しました。
●「短歌研究」5月号の特集「リ・スタート」に「ちいさな虎を」7首掲載。
●4月から『NHK短歌』に隔月で新たな連載が始まりました。
「うたびと横町」というコンセプトで、歌人達が店を持っています。私は名画座「キネマ31」の館長として、短歌を引きながら映画を紹介しています。どの歌とどの映画を組み合わせるかが読みどころです。自分にしかできない組み合わせになるといいなと思っています。
4月号では、東直子さんの歌集『青卵』から歌を引きながら、相米慎二監督の「あ、春」をご紹介しています。ぜひご覧下さい。
●「短歌研究」1月号、2月号、東直子の楽歌楽座 「映画de短歌」に参加しています。映画を観て短歌を作り、四人で話し合いました。
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